利用者様、御家族に寄りそい、心のこもった看護・リハビリを提供することを大事にしているステーションです
管理者挨拶・自己紹介
こんにちは、はじめまして。管理者の宮﨑竜輔です。
私は、病院にて3年間、急性期・周手術期の看護(外傷、術前・術後指導、術後管理、疼痛管理、リハビリテーション、VAC療法含む褥瘡ケア)を学びました。その後、超急性期医療を学ぶため転職し、別の病院で5年間、ICU・CCU・HCUで集中治療の看護を学び※、呼吸療法認定士資格取得致しました。
※具体的には、人工呼吸器管理(CPAP含む)、循環管理(カテコラミン管理、IABP、PCPS・ECMO)、人工透析管理(HD、CHDF等)、鎮痛・鎮静管理、各種カテーテル管理、急変対応、リハビリテーション、褥瘡ケア(VAC療法含む)などを学びました。
訪問看護に携わるきっかけ
訪問看護に興味を持ったのは、ICUで「家に帰りたい」という強い思いがある患者様と出会ったときのことです。なんとか退院調整を進めましたが、治療依存度の高さ、病態の重症度的に、結局退院させてあげられませんでした。その時の経験から在宅医療に興味を持ち、訪問看護開業を決意致しました。
地域医療は医療にとって中核を担う分野であり、その中でも訪問看護はとても重要な役割を担っております。
その重要な役割を担う一方で、まだまだ知名度も低く、役割や実態を理解されている方が少ないのが現状です。
訪問看護について
訪問看護では病院とは違って、「治療すること」が第一優先ではなく、「如何に医療を生活の一部に溶け込ませていくか」が、重要なこととなります。また、ご利用者様のご自宅には、病院にあるような医療器具が全て揃っているわけではなく、洗浄ボトルは手作りし、点滴スタンドはハンガーを使用したりと、看護知識の他に創意工夫が必要になってきます。その他にも、ご利用者様の情報を、ご利用者様のご家族様、主治医、ケアマネージャー等からもヒアリングしていかなければならず、その方々と情報の共有もしていかなくてはなりません。
もちろん、大変な事ばかりではなく、病院では学ぶことができない経験をすることもできます。例えば、温かい看取りがあります。私は、ある先生に出会い、在宅での看取りの基礎を学ぶことが出来ました。在宅看取りという考え方、看護師の役割など、特にがん末期における在宅ターミナルケアの基礎をしっかり学びました。開業してからこれまで、在宅でのお看取りにも関わらせていただいてきましたが、そのどれもが、温かく、感謝と敬意にあふれた素晴らしい最期だと感じられる経験になっています。
管理者が一緒に働きたい人物像と今後の展望
私は総合訪問看護を目指して、各々が専門分野を発揮できる訪問看護ステーションにしたいと思っております。専門分野にはターミナルケア、精神科、難病、小児科、コミュニケーションなど様々な分野があります。しかし、専門分野に特化した方ではなく、基礎知識を持ち、各々の専門分野を楽しみながら学んでいきたいと思っている方とともに、仕事をしていきたいと思っております。
当訪問看護ステーションは、作業療法士によるリハビリや、精神看護チームによる精神看護と、ご利用者様のニーズ(療法士によるリハビリ、身体疾患と精神疾患の合併症の看護等)に合わせて進化してきました。今後は公認心理師による知的検査の業務を取り入れ、精神科診療を行っている医療機関や、障がい者グループホームとの連携も図り、精神訪問看護の強化をしていきます。
また、現在医療機関はもちろん、居宅介護支援事業所等のケアマネージャー様、ご利用者様のご紹介からと、幅広くご依頼を頂いており、月に15件を越える依頼を受けることもあります。そのため、看護師、理学療法士、作業療法士と増員を図り、ご依頼をお断りすることがないような環境を整えていきます。
小児科の看護ができるスタッフが増えれば小児の訪問看護を、土日勤務を希望する看護師が増えれば土日の開設を、管理職を希望する方が増えればサテライトの設置を、といったように、スタッフの更なる働きやすい環境を整え、その上で給与の底上げも図っていきたいと考えております。
そして訪問看護ならではの看護技術を学びながら、笑顔の絶えないスタッフが集まるステーションを目指して参ります。
事前説明会も定期的に開催しておりますので、お気軽にご応募・ご参加ください。
お待ちしております!